
高橋みなみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「高橋みなみの『これから、何する?』」。毎週火曜日は、慶應義塾大学特任准教授でプロデューサーの若新雄純さんとお届け。12月24日(火)の放送では、「あなたの心に潜むモヤモヤ」をテーマにお送りしました。
クリスマスイブで盛り上がる世間をよそに、今回取り上げるのはちょっと重たいテーマ。人の感情はうつろい、ネット掲示板やSNSには、嫉妬などの“負の感情”があふれています。その感情はどうして湧き起こるのかを深掘りしました。
◆“怒る”より“悲しむ”
「なぜあの人ばっかり……」そんな後ろ向きの気持ちはなぜ生まれるのかと言うと、若新さんは「人間は相対的な生き物だから」と分析。「自分よりハッピーな人がいれば自分がかわいそうになる。周りとの比較のなか、自分の価値を定めながら僕らは生きている。人が集まれば絶対に複雑な感情が生まれる」と話します。
また、「今は、怒りの感情が“かっこいいもの”と受け止めてもらえなくなり、“暴言を吐いた”と恐れられる」と言います。感情の逃げ場が封じられる昨今の風潮で、若新さんの対処法は“怒る”より“悲しむ”ことだそう。「怒られるより悲しまれたほうが真剣に向き合う気がする。悲しみを丁寧に伝えようと心がけています」と語りました。
◆嫉妬のエネルギーを“向上心”に!
若新さんによると、嫉妬心は身近な人に対して芽生え、それまでグループにいた人などが、自分と違う条件になったとき“社会的比較ジェラシー”なる複雑な感情を抱くのだとか。
とはいえ、人は感情を持つ生き物である以上、嫉妬という感情は避けがたいもの……。そこで、若新さんが提案するのは、そのエネルギーを“向上心”に変えてしまうこと。「比較対象をマイナスに思わず“自分も頑張ろう!”と思えるかどうか」という持論に、たかみなも「パワーの使いどころで自身の成長につながるか、モヤモヤの蓄積になるかが決まってくるんですね」と納得。
◆マウントを取る相手の対処法
「あなたの心に潜むモヤモヤ」について、リスナーからもさまざまなメールが。
「会社の同期が『私、先に結婚するからゴメンね』とマウントを取ってくる」との悩みに、若新さんは、「マウンティングを取る人の傾向は、どこか自信がない証拠。そんな相手に突っ込んでもムキになるだけ。“私のほうが余裕を持っている”と思って。マウンティングを取られるぐらいが良い」と回答。
そのほかにも、
「うちの会社、新婚の人や子育てをしている社員が優先して退社できる雰囲気。代わりに独身の私に仕事が回ってくる。独身者だってプライベートを大事にしたい!」
「職場の人間関係にモヤモヤ。もはや改善不可能」
「彼氏と別れるたびに大騒ぎするのに、すぐ新たな彼氏をつくる友達にモヤモヤ」
など、さまざまな意見が寄せられていました。
(TOKYO FM「高橋みなみの『これから、何する?』」2019年12月24日(火)放送より)
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