新型コロナウイルスの感染拡大で宿泊のキャンセルが相次いでいる新潟県南魚沼市のホテルが、余った食材を使って、学童保育に通う子どもたちにカレーを作り、提供しました。
南魚沼市の「シャトーテル塩沢」は、ウイルスの感染拡大の影響で、先月から６月までの宿泊予約の９割がキャンセルとなっています。
ホテルの宮本直文・総支配人はキャンセルで余った食材を活用しようと、両親が共働きで学童保育に通っている子どもたちのため、５か所の学童保育に昼食の弁当などを１食あたり３００円で１０回にわたって提供してきました。
来週から新学期がスタートして小学校が再開されることから、３日が昼食を提供する最後の機会となり、このうち、塩沢金城わかば児童館では、ホテルの料理人が直接、訪れて、カレーを作りました。
食事の時間になると、子どもたちは手作りのカレーをおいしそうに食べていました。
小学５年生の女の子は「いままでのお弁当も、きょうのカレーも、とてもおいしかったです。来週からも食べたかったのでちょっと残念です」と話していました。
宮本・総支配人は「地域の人から共働きの両親が、学童保育に通うこどもの弁当を作ることが難しいと聞き、地域に貢献できないかと始めました。経営は、本当にしんどい状況ですが、子どもたちの笑顔を見て勇気が湧きました」と話していました。
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April 03, 2020 at 06:21PM
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ホテルが学童保育にカレーを提供｜NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB
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