日本通運は外部からの衝撃に強い容器を使用した企業間輸送サービス「プロテクトBOXアロー」を全国の主要都市で始めた。企業間で取引する商品貨物が対象。壊れやすい精密機器などの輸送を想定する。緩衝材を準備する手間を省き、破損リスクを避けたいというニーズを取り込む。
日本通運が開始した企業間輸送サービスで使用する「プロテクトBOX」
プラスチック素材を加工し、蜂の巣のように正六角柱を並べたハニカムコア材を容器に採用して頑丈にした。パソコンなどの精密機器や液体物といった衝撃に弱い商品の輸送を想定する。荷崩れや破損を防ぐ資材を梱包する作業を減らすことで、時間の節約やゴミの削減にもつながるという。
内寸は幅と奥行きが約104センチメートル、高さが約84センチメートル。最大積載重量は350キログラム。4月から一部の都市で先行して提供しており、このほど沖縄県を除く46都道府県の主要都市で利用できるようにした。料金はパック料金にして分かりやすくした。距離によって異なり、東京から大阪間の片道で税別1万1千円。
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July 17, 2020 at 01:23PM
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日本通運、頑丈な容器で企業間輸送 精密機械などに - 日本経済新聞
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