Tuesday, August 25, 2020

時代を先取った秀逸モデル!? 新たなジャンル開拓したファミリーカー3選(くるまのニュース) - Yahoo!ニュース

 そうしたクルマの多くは決して派手なモデルではありませんが、後世でも語り継がれるような存在です。  そこで、新たなジャンルを開拓した先進的なクルマを3車種ピックアップして紹介します。

●スズキ「ワゴンR」

 現在大ヒット中のトールワゴン系やハイトワゴン系の軽自動車が登場する以前は、軽ワゴンというとキャブオーバータイプの商用バンをベースにしたものが主流で、軽自動車メーカー各社から販売されていました。  リアドアにスライドドアを採用し、室内も広く使い勝手は良かったものの、商用車のイメージは払拭できませんでした。  そうしたなか、1993年にスズキ初代「ワゴンR」が登場。トールワゴンという軽自動車の新たなジャンルが確立された革新的なモデルでした。  スタイルは当時、高い人気を誇っていたミニバンをコンパクトにしたイメージで、その後の軽自動車のデザインにも大きな影響を与えました。  また、左側が2ドア、右側が1ドアと左右非対称なつくりが、初代ワゴンRならではの特徴で、安全面への配慮とコストダウンが図られています。  エンジンは、デビュー当初は660ccの直列3気筒自然吸気のみでしたが、1995年のマイナーチェンジでターボエンジンを追加して余裕ある走りを実現。  それまで軽自動車というと女性ユーザーをメインターゲットとしていましたが、初代ワゴンRは男女問わず人気を博し、進化を続けつつもコンセプトは変わらずに現在に至ります。

●ホンダ「オデッセイ」

 1994年にホンダ初代「オデッセイ」が発売されました。それ以前から、他社からもミニバンが販売されていましたが、1BOXバンの流れを汲んだFR駆動のモデルが主流で、室内の広さは特筆するほどではありませんでした。  そんななか発売されたオデッセイは、乗用車のシャシをベースにFFを採用したことで、低床の広い室内を実現し、6人乗りもしくは7人乗りの3列シートのミニバンとして大ヒットを記録します。  ボディは3ナンバー専用サイズのステーションワゴンタイプで、ワンボックスカーとは明確な違いを主張するように、前傾するボンネットからルーフに至るラインが新鮮な印象でした。  エンジンは2.2リッター直列4気筒を搭載し、トランスミッションは4速ATのみ。コラムシフトを採用したことにより前席から後席へのウォークスルーが可能となっています。  また、リアドアはワンボックスカーと決別する意味でヒンジドアとなっており、電動スライドドアの普及以前だったこともあって、当時はネガティブな要素ではありませんでした。  オデッセイのヒットを受け、ホンダは1996年により小型で全高の高いミニバンの「ステップワゴン」を発売してヒット作となります。他社も同様なFFミニバンを開発して追従し、現在に至るミニバン市場を形成しました。

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