
サウナを愛するプロサウナーたちの厳正な審査によって選出される“今行くべき全国のサウナ施設”を表彰する『サウナシュラン』。2020年、特別賞に選ばれたのが、カンデオホテルズだ。サウナ専用施設ではないホテルチェーンが受賞に至った理由には、同社が掲げる“唯一無二の四つ星ホテル”というこだわりがあった。ビジネスパーソンたちから熱く支持されるホテルの戦略について、トップに話を聞いた。(清談社 中村未来) ● デザイン性を極めた 極上サウナが人気 カンデオホテルズは、全店舗の最上階に露天風呂『天空のスカイスパ』を完備している。他のホテルチェーンでは例がなく、同社最大の売りでもある。サウナシュラン2020でも、「星空に一番近いスカイスパ」として紹介された。 男湯にはドライサウナ、水風呂、露天風呂が設置されているが、これは自身も大の風呂好きだという代表取締役会長兼社長の穂積輝明氏の強いこだわりだ。 「大浴場において、サウナ、水風呂、露天風呂の3つは外せないポイントだと思っています。かといって、普通のスーパー銭湯と同じでは面白みがありません。宿泊されるお客様に非日常的な体験をしていただこうと思い、最上階にスパを作りました。デザイン性にもこだわっており、そこが今回特別賞をいただけた理由かと思っています」
「天空のスカイスパ」では、入浴中はジャズミュージックが流れる。AIの自動作曲システムを導入したオリジナル楽曲だ。洗い場も、隣同士で水ハネがしないようなつくりになっており、ほかの利用者が気にならない。窓に囲まれた露天風呂からは、夜の街並みが見下ろせるようになっていて、非日常性と居心地の良さにとことんこだわった設計だ。 穂積社長によると、「スカイスパがあるかどうか」は、ビジネスパーソンがホテル選びをする際の重要なポイントになるのだという。そこに「洗練されたデザイン」、さらに「極上のサウナ」を加えることで、他社にはない魅力を生み出した。 「洗練された大浴場はほかにもあるかもしれませんが、さらに極上のサウナが加わることで、それが付加価値となり、お客様の『ここに泊まろう』という決め手になります。仕事に励むビジネスパーソンに、一時のリラクゼーションを与える場として活用いただいています」 ● 二極化するホテル業界で 唯一無二の四つ星ホテル カンデオホテルズが新興系のホテルチェーンでありながら、リラクゼーションや、ラグジュアリーな空間づくりにこだわるのは、同社の「唯一無二の四つ星ホテル」というコンセプトに基づいている。 「日本のホテルは、超高級のラグジュアリーホテルか、コストコンシャスなビジネスホテルの二極化に分断されており、その中間領域がないんです。当社が目指しているのはまさにそこです。気軽に泊まれないような高価格帯ではなく、デザイン性の高い居心地の良い空間で、ホテルステイを誰しもが日頃から楽しむことができる。それが私たちの考える唯一無二の四つ星ホテルです」 そんな四つ星ホテルのコンセプトを象徴するのが、「天空のスカイスパ」なのだ。 カンデオホテルズの価格帯は、一泊7000~1万5000円前後。デザイン性とコストパフォーマンスの良さで、ビジネスパーソンだけでなく、女性の利用客や海外からの観光客のファンも多い。 「全売上高の4割が海外からのお客様。3割が国内のビジネス利用、残りの3割が国内旅行客、ファミリー利用という割合です。特に、六本木店の利用者の85%は、海外からのお客様。部屋はコンパクトながら、ロケーションが良いこと、そしてやはりデザイン性の高い大浴場がついているというのが、お選びいただく理由になっているようです」
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February 06, 2021 at 04:01AM
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「天空のスカイスパ」完備のホテルに、リピーターが急増する理由(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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