
星出彰彦宇宙飛行士(52)が24日、昨年の試験飛行で使われた米宇宙企業スペースXの宇宙船「クルードラゴン」を再使用した機体に搭乗して国際宇宙ステーション(ISS)に到着した。宇宙輸送における主流となり得る「再使用」は、宇宙開発に何をもたらすのか。【池田知広】
星出さんが搭乗したクルードラゴンには、「努力」を意味する「エンデバー」という名前が付いている。2011年に引退した米航空宇宙局(NASA)の有人宇宙船スペースシャトルでも知られた名前で、昨年5月の同社初の有人飛行時に名付けられた。エンデバー号は8月、ISSから米国の飛行士2人を乗せてメキシコ湾に着水・帰還。機体は再使用に向けてスペースX社が回収していた。
スペースXは機体のパネルをすべて外し、部品ごとに再使用可能か検討。パラシュートや一部の部品を交換し、安全性を入念に確認した。星出さんは「機体の点検や改修、アップグレードを本当に細かいところまでやってもらった。安全面では全く不安を持っていない」と断言する。
今回はエンデバー号を搭載したファルコン9ロケットの1段目も再使用された。昨年11月、現在ISSに滞在中の野口聡一飛行士(56)らを乗せて打ち上げた際に使われている。
こうした再使用技術でスペースXが目指すのは、人や物資を運ぶ宇宙輸送の…
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April 24, 2021 at 04:13PM
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