新型コロナウイルスワクチンを小分けして、低温で輸送できる発泡スチロール製の保冷容器を大阪の企業が開発した。ワクチン接種の本格化に伴い、全国100以上の自治体から注文が相次いでいる。
手がけたのは発泡スチロール製品を製造、販売する「トーホー工業」(大阪市中央区)。低温管理が必要な米ファイザー製ワクチンは、拠点の配送センターなどの保冷庫で保管され、接種会場・施設には保冷容器で運ばれる。しかし個別接種を行うクリニックなどに少量ずつ運ぶのに適した容器はあまりなかった。
そこで堺市が同社に協力を求め、今年1月から市の意見をもとにワクチンの入った小瓶(バイアル)を最大25本収納できる保冷輸送容器(縦22センチ、横33センチ、高さ19センチ)を作製。ファイザー製ワクチンは解凍後2~8度で保管する必要があるが、この容器は保冷剤を入れると内部の温度を0度以下で5時間以上、8度以下で12時間以上維持できるという。
3月から販売し、堺市をはじめ全国100以上の市町村から注文があり、1万個以上が売れた。堺市感染症対策課は「接種を迅速に進めるには300か所以上の診療所などに適宜ワクチンを運ぶ必要がある。従来の容器に比べて効率的に運べ、コスト削減につながっている」と話している。
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May 27, 2021 at 01:00PM
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ワクチン小分け 低温輸送…大阪の企業が容器開発 注文殺到 - 読売新聞
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