ジェイアール西日本ホテル開発は「ホテルヴィスキオ富山 by GRANVIA(グランヴィア)」を、2022年3月18日にJR富山駅前にて開業する。「グランヴィア」「ヴィスキオ」「奈良ホテル」「梅小路POTEL」など全10のグループホテルを展開する「JR西日本ホテルズ」として初の北陸エリア出店となる。富山の観光需要を取り込む狙いだ。
「ホテルヴィスキオ富山 by GRANVIA」は、富山駅南口の南西街区に同日開業予定の複合商業施設「JR富山駅ビル」の上層階(4階一部及び、5〜12階)にランドマークホテルとして開業する。
キャッチフレーズは、「BED」&「BATH」&「BREAKFAST」〜3つの「B」〜。ベッドには、シモンズ社製ホテルオリジナル6.5インチマットレスを採用。ベッドアイテムや、独立洗面台・トイレ・洗い場付きバスルームをスーペリアタイプ以上に導入する。
また、地元の食材を使った「富山」を感じられる朝食などを提供。さらに、宿泊ゲスト専用の大浴場やラウンジなど館内施設も多数備えており、多様化するゲストの要望に対応していくとしている。
全9タイプの客室は、ダブル・ツインタイプを主として、17.7〜3.95平方メートルの広さに設定。一部の部屋タイプには、ベンチシートも設置する。
最上階のコンセプトフロア富山は、6〜11階までの客室より天井高を30センチ高く設定した280センチの開放感のある空間に設計した。フロア名称となる富山の観光名所である立山連峰をデザインした絨毯や、フロアオリジナルの壁面デザインに加え、シモンズ社製7.5インチのマットレスを設置。
そのほか、富山にちなんだ三助焼きのコーヒーカップ、地産のアルパカコーヒー、銘菓「甘金丹」、立山連峰をデザインした富山ガラスのグラス、和紙の客室備品など地域とお客をつなぐ仕掛けを施した。
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エントランスやラウンジはどうなっている?
5階に位置するエントランスからは、立山連峰(富山県と岐阜県に連なる飛騨山脈の一部)が望めるようにした。内装空間は、富山の伝統を現代的手法でアレンジし、デザインした。ロビ−には、たらしこみ技法を用いた和紙、フロントには布着せ技法を用いたカウンタ−などを施し、富山を感じさせる演出を意識したという。
宿泊ゲスト専用ラウンジは、雪が降る風景を見立てた雲母(キラ)刷りの和紙を壁に用い、落ち着いたデザインに仕上げた。観光情報やパソコン、プリンター、無料ドリンクに加え、客室内同様に無料でWi-Fiを利用できる快適なインターネット環境を整え、レジャーやビジネスなどの快適な旅をサポートする。
日本庭園をデザインした坪庭を備えた大浴場も特徴的だ。男性大浴場には、ドライサウナを備え、女性大浴場には、高品質のヘアサロン専売ブランド「ハホニコ」と「ホテルグランヴィア京都」が共同開発したオリジナルアメニティを常備する。
和食レストランでは、朝はホテル宿泊者を対象とした洋食メニューに加え、富山の食材や郷土料理などを提供。昼と夜は、商業施設の来館客をターゲットに、富山湾で獲れる海の幸をメインに使用したメニューや季節の逸品料理など幅広く提供する予定だ。
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November 29, 2021 at 03:13PM
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