瀬戸内町がドローンによる物資運搬の実験を行う大島海峡=2021年7月、同町の高知山展望台
28日と30日、奄美大島側の市街地・古仁屋と加計呂麻島の瀬相間でドローン1機を飛行させる。距離は約7キロで片道15分。1時間おきに6往復し、加計呂麻島の住民が実際に注文した食料品などを運ぶ。使用する機体の耐荷重は28日が5キロ、30日が20キロ。
今後、毎月1週間程度、ルートを変えながら実験を重ねるほか、運用システムの開発や操縦者の育成を行う。機体購入費も含め、本年度の事業費は1億円。来年度には複数のルートで運用する予定。
町企画課は「移動や物資輸送に困難を抱える集落の課題を解決し、持続可能な地域づくりにつなげたい」としている。
事業には日本航空(JAL)とグループの日本エアコミューター(JAC)など4社が参加し、20年10月に町と連携協定を結んでいた。運用システム開発にKDDIスマートドローンが加わる。
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June 17, 2022 at 07:46PM
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4島に住民暮らす瀬戸内 スムーズな物資輸送実現するには ドローン活用し実証実験 28日から町と民間5社 | 鹿児島のニュース - 南日本新聞
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