(問)鄂州花湖空港の今後の計画、展望は。
(答)2022年に入り、既にSFによる貨物便の試験運航を開始していたが、6月30日には国内旅客ターミナルが正式に運航を開始する。当初、旅客便は1日に2本程度で、行き先は北京市、深セン市、上海市、昆明市、成都市、アモイ市、重慶市、青島市を予定している。
貨物便の正式運航は、まず11月30日に鄂州市と深セン市間から開通の予定。国際便は、来年6月ごろまでにフランクフルト、大阪など8路線を開通予定(前述2拠点以外は未定)。
今後、2025年に旅客輸送を100万人に、貨物取扱量を245万トンにする。2030年にはそれぞれ150万人、300万トンに、2050年には2,000万人、908万トンに拡大する計画で、実現すれば世界最大の貨物空港となる。
(問)周辺物流インフラとの連結による優位性は。
(答)鄂州花湖空港は、長江に面しており、武漢新港(陽邏港)、三江港、葛店港、五丈港、燕矶港など周辺の河川港との接続にも利便性がある。特に燕矶港とは隣接しており、保税区を共有するため、空路から船舶輸送に保税のまま運搬する(あるいは逆に船舶から航空便に保税で積み替える)「空水連運」が実現できる。
空港敷地には、保税倉庫(保税扱いのまま鉄道輸送や河川輸送に積み替え可能な総合保税区としての機能を備える)を整備中。工事は第1期と第2期に分けて行っており、第1期の区画はSFのほか九州通医薬集団、中国航空油料集団などとの契約で埋まった。第2期の工事を急いでいるところ。
周辺都市からの通勤にも優位な立地にある。鄂州市臨港経済区は、武漢市、黄石市、黄岡市の都市部まで15キロ、30分程度の距離にあり、武漢地下鉄11号線が鄂州市まで延びている。主要都市から「1時間通勤圏内」に位置することも、鄂州花湖空港の優位性の1つ。
(佐伯岳彦)
"輸送" - Google ニュース
June 29, 2022 at 12:52PM
https://ift.tt/Ez2fTa0
中国初の貨物輸送ハブ空港、6月30日に一部開港(中国) | ビジネス短信 - ジェトロ(日本貿易振興機構)
"輸送" - Google ニュース
https://ift.tt/xH4fn3t
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
No comments:
Post a Comment