ひよこの形をした名古屋限定の人気スイーツ「ぴよりん」が大阪に初めてやってくる。阪神百貨店梅田本店(大阪市北区)で16~21日に開催される催事「わたしの愛する名古屋めし」の目玉の一つとして、16、17日に登場。ただ、大阪への輸送に際しては問題も。ふわふわで滑らかな口溶けを特徴とする半面、プルプルしていて衝撃に弱いという弱点があるからだ。輸送時の型崩れを防ぐために、関係者が編み出した秘策とは-。「関西上陸作戦」の裏側を探った。
SNSでチャレンジ企画
ぴよりんは名古屋コーチンの卵を使ったプリン。平成23年に発売以来、愛らしく、どこかとぼけた感じの見た目で人気を博している。令和3年には将棋の藤井聡太五冠が対局中、姉妹品のぴよりんアイスを食べたことで人気が加速。一日に2700羽(ぴよ=ぴよりんを数える単位)以上を売り上げたこともあるという。
過去に静岡、横浜で完成品を輸送する出張販売を行った際は、いずれも即完売。大阪初進出が注目を集めることは間違いない。今回、ぴよりんを大阪に呼んだ阪神梅田本店の若手バイヤー、服部祐佳さんは名古屋出身。「帰省の際、ぴよりんのお店にはいつも行列ができていた。大阪の皆さんにも、ぴよりんの魅力を知ってもらいたい」と話す。
ただ、このぴよりんは非常にデリケート。振動や暑さにとても弱く、いかに無傷で自宅に持ち帰るかを競う「#ぴよりんチャレンジ」がSNS上で繰り広げられている。体が崩れたぴよりんの画像とともに、嘆きのコメントが添えられている書き込みもある。
分割して輸送、完成まで実演
静岡や横浜への出張販売の際はぴよりんを一つずつ保冷バックに入れ、新幹線で輸送。万が一の「事故」に備え、実際の販売数より多めに出荷するなどして対応した。
製造元のジェイアール東海フードサービスによると、今回はさらに慎重を期すため、ある秘策を練ったという。完成品をそのまま輸送するのではなく、胴体や羽根、とさか、目などのパーツに分割して運び、催事会場でドッキングさせて完成させるというのだ。
こうすることで、輸送途中に型崩れするリスクは解消。完成品を輸送するよりも販売個数が増やせる上、パティシエが会場でぴよりんを完成させる様子を実演販売方式で披露できるという利点もある。
催事会場は阪神梅田本店1階の食祭テラス。レギュラータイプと大阪限定の「ミックスジュースぴよりん」の2羽を1セットとして16、17日の各日150セット(1人2セットまで)を用意する。両日とも午前10時から食祭テラス内で整理券を配布し、午後2~7時に販売。ぴよりんの仕上げ作業は午前11時ごろを中心に見学できる。1セット1201円(税込)。購入した瞬間、無傷で連れて帰る「#ぴよりんチャレンジ」が始まる。
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March 14, 2023 at 06:00AM
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名古屋の人気スイーツ「ぴよりん」を無傷で輸送せよ 大阪上陸作戦の裏側 - 産経ニュース
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