北朝鮮が軍事偵察衛星と称するものを打ち上げた場合に備え、自衛隊は「PAC3」の部隊の先島への展開を続けていますが、船を使った輸送が難航し、輸送機を中心に行っているため当初の想定より大幅に遅れが出ています。
北朝鮮が軍事偵察衛星と称するものを打ち上げた場合に一部が国内に落下する事態に備えて、自衛隊は迎撃ミサイルPAC3を運用する部隊の先島への配備を進めています。
このうち与那国島には当初、福岡県の博多港から民間のフェリーを使って車両を運び込む予定でしたが、船会社と港の荷役組合の調整ができておらず、計画がキャンセルになったということです。
こうした中、25日午後6時すぎ、宮古空港に与那国空港から飛来したC2輸送機から航空自衛隊の給油車などが下ろされました。
PAC3を運用する部隊が使う車両と見られ、航空自衛隊の分屯基地に入っていきました。
また新石垣空港にも25日夜7時すぎ、C2輸送機が着陸し、PAC3のレーダーを積んだ車両をおろしていました。
自衛隊は当初、輸送艦やフェリーなどを使って部隊の車両を一気に搬送する予定でしたが、沖縄本島だけでなく先島の港の利用も支障が出ていて自衛隊は輸送機を中心に搬送を続けていますが、一度に運べる車両の数が少なく空港の運用時間も制限があることから、当初の想定より大幅に遅れが出ています。
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April 26, 2023 at 03:45AM
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自衛隊「PAC3」の部隊展開 船での輸送難航し大幅に遅れ|NHK 沖縄県のニュース - nhk.or.jp
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