大雨の影響で、運転見合わせが続いているＪＲ和歌山線の橋本駅と粉河駅の間で、５日からバスによる代行輸送が始まりました。
ＪＲ和歌山線は、大雨の影響で橋本市の高野口駅の周辺で、線路下の盛り土がおよそ２０メートルにわたって流出したため、橋本駅と紀の川市の粉河駅の上下線で６月２日から運転を見合わせています。
このためＪＲ西日本は、通勤や通学の利用者が多い朝の時間帯を中心に、５日からこの区間でバスによる代行輸送をおよそ１週間、行うことにしています。
輸送本数は１日に上下合わせて３８本で、朝７時ごろに橋本駅を出発するバスには、たくさんの利用者が乗り込んでいました。
利用客の男性は、「バスは列車より時間かかるのでいつもより早く来ました。早く直してほしいです」と話していました。
また、南海電鉄高野線でも大雨で線路に土砂が流れ込み、今月２日から高野下駅と極楽橋駅の間で運転を見合わせていて、バスによる代行輸送を行うとともに復旧作業を急いでいます。
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June 05, 2023 at 09:29AM
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