【7月12日 CGTN Japanese】中国最長の二酸化炭素輸送パイプラインが11日、東部の山東省(Shandong)で正式に稼働しました。
同輸送パイプラインは中国初のメガトン級二酸化炭素の回収・有効活用・貯留(CCUS)プロジェクトの重要な一環です。パイプライン全線が山東省の中部に位置する淄博市(Zibo)内にあり、全長109キロで、毎年、中国のエネルギー大手・中国石油化工(シノペック)傘下の製油所・斉魯石化で排出された二酸化炭素170万トンをシノペック傘下の最大油田・勝利油田の地下油層に送り、貯留することができます。
二酸化炭素の高圧・常温・液体輸送を実現するため、同パイプラインは中国初の独自の知的財産権を持つ大容量加圧ポンプを使用し、設計圧力は12メガパスカルに達し、指の爪ほどの面積で120キロの重量に耐えます。
2022年8月に操業を開始した同プロジェクトは、これまで主に道路輸送方式を採用し、斉魯石化から勝利油田までタンクローリーで二酸化炭素を輸送していました。パイプラインの稼働後、車両輸送を年間4万回削減し、天然ガス(車両用燃料)の使用を約200万立方メートル削減し、輸送段階の二酸化炭素排出を4000トン削減するとともに、道路輸送の安全リスク、輸送コストなどを大幅に削減できます。
なお、CCUSは、発電所や工場などで発生した二酸化炭素が大気に放出される前に有効活用したうえで地下に貯留する技術です。石油・天然ガス資源の確保と、二酸化炭素排出量の実質的な削減を両立できる技術として、国内外で検討が進められています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News
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July 12, 2023 at 04:38PM
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全長109キロの二酸化炭素輸送パイプラインが稼働開始 中国山東省 - AFPBB News
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