Sunday, August 20, 2023

佐川と西濃が下北4町村で共同輸配送 労働時間と二酸化炭素を削減へ:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル

沢田歩

 佐川急便京都市)と西濃運輸岐阜県大垣市)は、青森県大間町など下北郡4町村向け荷物の共同輸配送を始めた。人口減少地域で輸送ネットワークを維持するのが狙い。人手不足が深刻なトラック運転手の労働時間や、二酸化炭素(CO2)排出量の削減も図る。

 人口減少地域の輸配送では、トラックの積載率が低くなり、効率の改善が課題だ。両社は打開策として、下北郡向けの幹線輸送と、大間、東通、風間浦、佐井4町村での配送を共同で行う。積載率を上げ、必要なトラック台数を減らす考えだ。

 これまで岩手県以西から4町村への荷物は、西濃運輸では、仙台支店(仙台市)から青森支店(青森市)を経て配送。佐川急便では、岩手営業所(盛岡市)から下北営業所(青森県むつ市)を経て配送していた。

 今回始めた共同輸配送では、西濃運輸が4町村向けの荷物を盛岡支店(盛岡市)にいったん集約。そこに、佐川急便の岩手営業所からトラックが立ち寄って荷物を積み込み、下北営業所に一緒に輸送する。

 到着後、4町村の地域別に仕分けし、佐川急便のドライバーが、西濃運輸の荷物も含めて配送する。西濃運輸の荷物の所在は、同社のホームページから追跡できるという。

 両社はこの取り組みを通して、トラック運転手の運転時間を41・8%(年間約8083時間)、CO2排出量を54・0%(年間約89・5トン)削減することをめざす。佐川急便の担当者は「輸配送コストを削減できる」、西濃運輸の担当者は「輸送時間の短縮になり、荷物を半日程度早く届けられる」と話している。(沢田歩)

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August 18, 2023 at 08:40PM
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