政府の規制改革推進会議は30日、地域交通の担い手不足解消へ向けたワーキンググループの第3回会合を開き、自家用車で近所の高齢者などを送迎する「ボランティア輸送」で、アプリなどを介して謝礼を受け取れる仕組みを導入可能とする方針をまとめた。一般ドライバーが自家用車で乗客を有償運送する「ライドシェア」の導入については引き続き議論を続け、年内に方向性をまとめる。
現行の道路運送法では、一般ドライバーが有償運送を認められる例について、過疎地などで運行区域、運賃を自治体や既存の交通事業者らと事前合意した場合や、公共の福祉を確保するためやむを得ない場合に限ると規定されている。
ただ、ボランティアとして地域の高齢者を病院やスーパーなどに送迎するといった場合は道路運送法の適用外で、利用者の任意で謝礼を支払ってもよいとされる。会合ではこの仕組みをより利用しやすくするため、アプリを導入してドライバーと利用者のマッチングを行い、アプリ上で謝礼を渡せるようにする仕組みを導入することは可能だとの見解が示された。
会合ではほかにライドシェアについて、警察庁の担当者が、流しの営業や客の指示による急停車など、高度な運転技術が必要な営業形態でなければ「2種免許を必要としないという整理も決して不可能ではない」との見解を示した。
一方、現行の道路運送法を具体的にどう見直すのかや、タクシー業界が要望する二種免許の取得要件緩和については、国土交通省や警察庁が具体策を明確にせず、議論は次回に持ち越された。
会合に出席した河野太郎規制改革担当相は「繰り返すが、大事なのは国民の移動の自由を守ることだ」と強調。国交省や警察庁に対し「交通空白地でテレワークして、どういう状況に国民が置かれているのか感じながら、検討をスピードアップしてもらいたい」と注文を付ける場面もあった。ワーキンググループは年内の方向性取りまとめへ向け、議論を加速させる方針だ。
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November 30, 2023 at 05:01PM
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地域交通「ボランティア輸送」はOK 謝礼は任意、アプリで支払い 政府方針 - au Webポータル
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