●日本財団
陸路の寸断が深刻な奥能登に向けて10日、民間による支援物資の海上輸送が始まった。日本財団が、トラックの乗り込みが可能なRORO船を用い、金沢港から発電機5台、灯油2千リットル、軽油1千リットルを発送した。船は当面、金沢―輪島間を1日1往復し、物資のピストン輸送を続ける。
支援物資を積んだトラック5台が乗った和幸船舶(神戸市)の内航RORO船「フェリー粟国」が午前11時半、金沢港を出港した。午後3時半ごろ輪島港に着き、発電機は同日中に輪島市の特別養護老人ホーム「あての木園」など避難所5カ所に届けられる予定。
日本財団がRORO船を被災地支援に活用するのは初めて。15日からは温水シャワーシステム100台、手洗い場200台なども輸送し、届ける港や避難所は順次広げる。海野光行常務理事は「息の長い支援を続けたい」と述べた。
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January 10, 2024 at 02:00PM
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金沢港から輪島へ海上輸送 発電機や灯油2000㍑ 〈1.1大震災〉|社会|石川のニュース|北國新聞 - 北國新聞デジタル
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