商船三井は石炭などの資源や工業原料をばら積みで運ぶドライバルク船の顧客を対象にした情報サービス「ライトハウス」の運用をはじめた。専用サイトで荷主の関係者らが輸送中の船の予定や周辺の気象情報をリアルタイムで確認できる。荷主は情報を参考に在庫管理や船の手配などが効率的にできるという。海上輸送の情報を可視化して業務の効率化を目指す。
商船三井の「ライトハウス」画面。輸送中の船をリアルタイムで確認できる（商船三井提供）
専用サイトに顧客がログインすれば、貨物や契約情報のほか、船の現在地や予定、周辺の気象を顧客が関連する範囲で確認できる。サイトの活用は現在無料。パソコンやスマートフォンでアクセスできるようにした。
輸送状況は従来、商船三井が顧客に対して個別でメールや電話で連絡していた。サイトの開設で、顧客が在庫管理などの作業がしやすくなるほか、自社の業務負担の削減も期待できるという。商船三井は今後、サービス機能の拡充や、顧客対象の拡大を検討する。
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January 16, 2020 at 11:05AM
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商船三井、顧客向け輸送情報サービス 船の現在地など表示 - 日本経済新聞
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