新型コロナウイルス、初の国内感染
2020年1月29日 午前6時30分厚生労働省は1月28日、国内で新たに3例の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。1人は奈良県在住の60代日本人男性。バス運転手として中国湖北省武漢市からのツアー客を乗せたが、自身の滞在歴はなかった。厚労省はツアー客からうつったとみて感染経路を調べている。奈良県の60代日本人男性運転手は、大阪府内のバス会社に所属する社員で、中国・武漢のツアー客を乗せたバスは東京都、山梨県、奈良県などに立ち寄ったという。
国内で人から人に感染したとみられる初の事例で、日本人の感染確認も初めて。
残る2人は武漢市在住の40代男性と40代女性で、それぞれ愛知県と北海道で肺炎と診断された。国内で感染が確認された患者は計7人となった。
一方、政府は28日夜、武漢滞在の邦人帰国に向けチャーター機1機を日本から派遣。29日午前に第1陣約200人が羽田空港に到着する方向だ。政府は28日、新型コロナウイルスによる感染症を、感染症法に基づく「指定感染症」とすることを閣議決定した。
運転手の男性は8~11日に大阪から東京へ客31人を乗せ、12~16日には東京から大阪へ29人を乗せた。客は全員帰国した。男性は14日にせきなどの症状が出て、17日に奈良県内の医療機関を受診。25日に肺炎と診断された。症状は改善し重症ではないが、奈良県の医療機関に入院している。
家族や、接触があった医療関係者に発熱などの症状を訴える人はいない。バスに乗っていたツアー客に、感染が判明した人はいなかった。
残る2人のうち40代男性は20日から日本を訪れ、26日に愛知県内の医療機関で肺炎と診断された。比較的症状は軽い。40代女性は21日に来日し、27日に北海道の医療機関で肺炎と診断された。容体は安定している。
武漢では28日朝の時点で邦人約650人が帰国を希望しており、政府は希望者全員の早期帰国を目指す。帰国後2週間は健康状態に注意し、発症したら保健所に申告を求める。
政府が指定感染症としたことで、患者を全国に約400ある感染症指定医療機関に強制的に入院させたり、就業を制限したりするといった対策が可能になる。
中国政府は、新型コロナウイルスによる肺炎で、死者が計106人に達したと発表した。湖北省で24人増えた。中国本土の感染者は4515人となった。
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January 29, 2020 at 04:30AM
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