先を行く2人のライバルに追いつく。中学生MF笠置潤(姶良市立重富中)は鹿児島県選抜U-18の左SBとして先発し、後半途中からボランチへ。後半19分、左サイドでのインターセプトで7点目の起点となると、直後には左サイドからのグラウンダークロスで8点目のゴールをアシストした。
この日は雨上がりでスリッピーなピッチ。得意とする縦パスがズレていたことを反省した笠置だったが、「何か来るかなと思ったらボールが来る」という読みを活かした守備と冷静なボールさばき、タイミングの良い攻撃参加など印象的なプレーを見せていた。
「チームに守備でも攻撃でも貢献できる、チームのために走れる選手になりたい」と語る笠置は、エリートプログラムU-13やナショナルトレセンU-14を経験している実力者。中盤を本職とするが、国体選抜で初めて経験したというSBでも質の高いプレーを続けている。今回の「JENESYS青少年サッカー交流大会」では、U-17日本代表やU-17マレーシア代表、U-19ラオス代表相手に新たな経験を積むことができた。
笠置は年上の才能たちと戦った「JENESYS青少年サッカー交流大会」について、「楽しかったし、レベルも高くて、自分よりも上手い選手ばかりだったので自分の足りないところとか課題が見つかって、でも通用するところもたくさん見つかったので、日頃の練習から良い部分は伸ばして改善できるところは改善したい」とコメント。意識する2人に追いつくためにも、貪欲にレベルアップを目指す。
笠置は昨年の国体少年男子の部(U-16の大会)に鹿児島県選抜の一員として先発出場。優勝候補の一角、千葉県選抜との初戦では3アシストを記録したMF大迫塁(神村学園中)、2得点のFW福田師王(神村学園中)とともに中学生トリオで活躍し、逆転勝利に貢献して注目度を一つ高めた。
大迫はU-16日本代表のエース格。福田も「JENESYS青少年サッカー交流大会」でU-17日本代表に初招集され、年上の年代別日本代表チームで通用することを証明した。ともに国体を戦った2人は、より高いレベルで経験を重ねている。
その2人に負けたくないという気持ちがある。進路は、鹿児島県内外の強豪から誘いがあった中、練習参加した際に「(現時点では)通用しない」と感じた神村学園への進学を決断。最も成長できる環境として神村学園を選んだ笠置は、神村学園中から同高へ進学するライバル2人とチームメートになった。
すでに神村学園のAチームに帯同。大迫、福田や先輩たちから盗めるものを盗んで差を縮めていく考えだ。「まだ(日本代表に)呼ばれていないので悔しいんですけれども、高校で一緒になるので、良い部分はどんどん盗んで、代表でも高校でも一緒にやれれば良い。2人とも代表に行っていて自分はまだ行けていないので必死に練習して自分も代表に入りたいです。(神村学園では) 1年目からレギュラーを目指して日本一を獲りたい」。細身で小柄だが、センスとインテリジェンスのある注目株。今年は地元・鹿児島国体を控えるU-16鹿児島県選抜や神村学園で結果を残し、自分も代表でチャンスを掴む。
(取材・文 吉田太郎)
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March 02, 2020 at 08:43PM
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公立中学の才能、MF笠置潤は先行く2人のライバルと同じ神村学園へ進学。「自分も代表に入りたい」 - ゲキサカ
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