経済産業省が17日発表した2月の鉱工業生産指数（2015年=100、季節調整済み）の確報値は前月比0.3%低下の99.5だった。低下は3カ月ぶり。さかのぼって季節調整をし直す「年間補正」後の速報値からは横ばいだった。航空機用発動機部品を含む輸送機械工業（自動車工業を除く）などの生産が低調だった。
業種別にみると、輸送機械工業（同）が9.4%減、フラットパネル・ディスプレー製造装置など生産用機械工業が5.0%減と指数を押し下げた。自動車工業は4.4%減だった。一方、電子部品・デバイス工業や、ポリエチレンなどの無機・有機化学工業は増加した。
同時に発表した製造工業稼働率指数（15年=100、季節調整済み）は前月比1.8%低下の95.6だった。汎用・業務用機械工業や輸送機械工業が減少した。他方、化学工業や電子部品・デバイス工業は上昇した。
〔日経QUICKニュース（NQN）〕
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April 17, 2020 at 12:47PM
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2月の鉱工業生産確報0.3%低下 輸送機械など低調 - 日本経済新聞
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