2018年、パチンコ界は規則改正によって大転換期を迎えた。
ギャンブル依存症対策の一環として、出玉にかかる種々の設定をより一層厳しくする「規制」を全面に押し出した内容で、「パチンコの終わり」を口にする熱心なファンが後を絶たないような状況となったのである。
その新基準となるP機は、当初こそ極端に低下した出玉性能を見せられて暗澹たる気分にさせられることも多かったが、今ではCR機に劣らないポテンシャルを顕示し、多くのパチンカーが快哉を叫ぶこととなったのである。
ホールに新たな熱狂をもたらしたP機の英雄、パチンコ界の救世主となったのが『Pぱちんこ新・必殺仕置人』だ。
今となっては誰もが知るところなので詳しい説明が避けるが、この機種は2019年のおける賞レース・コンペティションを総ナメするほどの評価を受けている。
この『Pぱちんこ新・必殺仕置人』が、パチンコを代表するシリーズ機であるのは論を俟たないであろう。そこで今回の「初代を追え!」は『必殺』シリーズの元祖である『CR必殺仕事人』を取り上げてみたい。
『CR必殺仕事人』は2001年に登場した。当時の京楽は二流、三流の間を行き来するようなあまりパッとしないメーカーであった印象。そんな状況にあって、本機の登場はまさに青天の霹靂であり、突然変異といっても過言ではないような「サプライズ」だったのである。
その証拠に本機の直近に出た機種のラインナップを見てみると『CRゴーゴーアニマル』『CR仙人パラダイス』『CRカニえもん』である。これらの詳細を覚えているのはよほどの好事家か偏狂的マニアのどちらかである。
そんな中、『CR必殺仕事人』は大ヒットを記録した。人気の要因は完成された演出群にある。テンポよく展開し、期待度が単純明快なステップアップ予告。絶妙なタイミングでボルテージを上げてくれるトランペット予告。眩い光で激アツを知らせるハイパーフラッシュ予告。
これらの多彩な予告から小悪党を倒して行き着く仕事人系のSPリーチ。迫力ある実写映像が血湧き肉躍る効果音とともに進行し、大当りを掴み取る。特に重厚な斬撃音を伴って剣戟が繰り出される主水SPリーチの極致感は得も言われぬ感情をほとばしらせるのである。
もうひとつ。本機を語るにおいて外せないギミック(仕掛け)がP-Vib機能である。業界初となるハンドルを振動させるこのギミックはパチンコに新たな興奮をもたらした。手の震えは魂の震えとなり、大いなる恍惚感を多くのパチンカーに刻み込んだのである。
2001年、海外ではアメリカの同時多発テロ、日本国内では小泉政権発足による構造改革のスタートなど、激動を予感させる歴史的な出来事が記憶に残っているが、『CR必殺仕事人』と『CR天才バカボン』の出現により、パチンコにも新時代の始まりを予感させるものがあったのである。
(文=大森町男)
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April 26, 2020 at 09:45AM
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パチンコ「業界初ギミック」など「時代の先」を見せた英雄!『必殺』シリーズの「元祖」を特集!! - Business Journal
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