通貨政策のタブーがひとつ破られそうだ。「マネタイゼーション」だ。中央銀行が政府の国債を直接買い入れる通貨政策だ。市場を経由しない。量的緩和は国債市場など流通市場を経て買い入れる。マネタイゼーションはインフレ圧力が急激に高まる恐れがあり、1970年代以降主要国ではダブー視されてきた。
しかしブルームバーグは「アジア地域で先にマネタイゼーションが進んでいる」と27日に伝えた。実際にインドネシア中央銀行は先週政府が発行したイスラム債を直接買い入れた。イスラム債は一般的な国債と違う種類と受け止められるため本格的なマネタイゼーションではないとの見方もある。問題はインドネシア金融市場状況が悪化する時だ。ひとまず始まったマネタイゼーションが一般国債買い入れに拡大する可能性があるからだ。
インドもマネタイゼーションが可能な国に挙げられる。インド中央銀行の国債直接買い入れは法律で禁止されている。だがブルームバーグは「中央銀行法には非常状況に対する条項が盛り込まれている。インド中央銀行がいざという時にはマネタイゼーションに出ることもあり得る」と報道した。
現在、米国・欧州・日本の中央銀行は金融市場で国債と地方債を買い入れている。または別途のファンドを設立し社債と企業手形(CP)などを買い入れる。
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