環境変化に敏感
【支笏湖畔】支笏湖漁協(千歳)は、福島県金山町の沼沢漁協にヒメマス(チップ)の稚魚約5万匹を無償譲渡した。環境変化に敏感な稚魚の輸送は困難とされたが、放流用卵の多くを死なせ、困っていた沼沢漁協の要請に応え、4月28日夜から約8時間かけて青森港に運び、引き渡しに成功。稚魚は無事、沼沢湖(金山町)に放流された。
沼沢漁協は毎年、支笏湖漁協からヒメマスの卵を買って沼沢湖に放流し、同湖の名産として育てている。今年の放流分として15万粒を昨年12月に購入したが、半数が酸欠で死に、今年2月、支笏湖漁協に相談し、稚魚の輸送が決まった。
事前の実験重ね
ただ、ヒメマスはサケ科の中でも環境変化に敏感な魚とされ、同漁協も輸送実績はない。「サケのふるさと千歳水族館」(千歳)の菊池基弘館長は「運搬リスクは高く、専用車両以外で運んだ経験は最大で400匹ほど」と言う。そこで同漁協は菊池館長らの助言を受け、稚魚を箱に入れ、放置した状態でも生きているか確かめたり、実際に車で短い距離を輸送したりして、実験を重ねた。
本番では、体長約3センチの稚魚を約500匹ずつ、水と酸素とともにビニール袋に入れて発泡スチロールの箱に収めたものを100個用意。水温や揺れに気を使いながらトラックとフェリーで青森港に運び、沼沢漁協側の専用車両に移した。同漁協はそのまま沼沢湖まで運んで放流。同湖までの輸送時間は計16時間だった。
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