Monday, August 3, 2020

輸送関連株が二極化 JR3社など安値、SGHDはストップ高 - 日本経済新聞

新型コロナウイルスの収束が見えず、株式市場では輸送関連銘柄の株価が二極化している。お盆休みの「帰省自粛」の是非が取り沙汰され、3日の東京株式市場ではJRの本州3社がそろって年初来安値を更新した。一方で「巣ごもり」で通販商品の配送が伸びているSGホールディングスなど宅配大手が買われた。

3日の日経平均株価は前週末比485円(2%)高だった。東証1部上場銘柄の約8割が値上がりする中で、鉄道株の逆行安が目に付いた。

西村康稔経済財政・再生相は2日の記者会見でお盆休みの帰省に関して「慎重に考えないといけない」と述べた。新幹線の帰省客が減るとの懸念から、JR東日本JR東海が2%安、JR西日本が1%安だった。

JR東海、JR西は前週末に発表した2020年4~6月期決算で大幅な最終赤字を計上していた。さらに帰省自粛の可能性が浮上したことで、業績の先行きに対する警戒感が強まり「一段安を誘った」(大和証券の石黒英之氏)という。

この日は東急、京浜急行電鉄京成電鉄西武ホールディングスといった大手私鉄株も年初来安値を更新した。

一方、コロナ長期化を前提とした買いが集まっているのが宅配業界だ。佐川急便を傘下に持つSGホールディングスはストップ高(値幅制限の上限)で年初来高値を更新した。

アマゾンジャパン(東京・目黒)の商品配送を手がける丸和運輸機関は8%高、ヤマトホールディングスは5%高となり、日経平均の上昇率(2%)を上回った。

消費者の巣ごもりで宅配便の取扱個数が伸びたほか、留守宅が減って配送効率が高まった。SMBC日興証券の山田誠氏は「5~6月に期待先行で買われた巣ごもり銘柄が再び物色されている」と指摘する。

電子商取引(EC)関連のZホールディングスメルカリも大幅高になった。市場では巣ごもり銘柄について「長期的に投資妙味がある」(立花証券の下川寿幸氏)との声が増えている。

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