建て替えのため休館中の名門ホテル「ホテルナゴヤキャッスル」(名古屋市西区)に特別な思いを抱く人がいる。新聞記者出身という異色の経歴を持つ運営会社の元社長、越川健一郎さん(66)=千葉県船橋市=だ。昨年十二月、経営に関わった八年間の思い出をまとめた「わたしのナゴヤキャッスル物語」を出版。「働く人間が受け継いできた『キャッスルスピリット』を伝えたかった」と語る。 (森若奈)
越川さんは毎日新聞社の元記者。東京本社社会部などで活躍し、雑誌「サンデー毎日」編集長、毎日新聞社常務執行役員などを歴任した。二〇一三年に医薬品メーカー興和(名古屋市)が買収するまで、ホテルの運営会社は毎日新聞社が筆頭株主だったことから一二年、社長に就任した。
とはいえ、報道畑から名古屋を代表するホテルの社長への転身は「青天のへきれきだった」という越川さん。就任後も記者時代のくせで、スーツの内ポケットにメモ帳をしのばせた。
「新聞社とは異次元のホテルで働くことは得難い経験だった。元ブンヤ(新聞記者)として、華やかな表舞台からはうかがい知れないバックヤードの物語に引き込まれた」と振り返る。
メモをもとに執筆した今回の書籍...
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