至高の寛ぎ空間をつくるため、研究を重ねるラグジュアリーホテル。そこに使用される椅子たちには、どんな想いがこめられているのか。多くのゲストから愛される7つのホテルへの取材を通して、そのおもてなしの精神を読み取っていきたい。
01 The Okura Tokyo/日英でつくった華美にならない佇まい
海外からの賓客が宿泊することも多い、オークラ東京の最上級スイート。二層吹き抜けのリビングを有し、総面積はなんと730平米を誇る。海外セレブや要人なども心地よく過ごせる空間を実現したいという考えから、内装はイギリスを拠点とするデザイン事務所、GA デザイン・インターナショナルに依頼。椅子は上質な空間づくりで実績がある三越伊勢丹プロパティ・デザインにオーダーした。 製作にあたってはホテルのイメージである「日本のおもてなしの心」を意識し、華美になりすぎない、フォーマルでオーソドックスな椅子やソファに仕上がるよう心がけたという。また、ゲストが座った際の姿勢をイメージして、座面の傾斜や柔らかさを検証。シンプルなデザインではあるが、ミリ単位の調整を繰り返している。 Omotenashi Point 家具を製作した三越伊勢丹プロパティ・デザインは、数々のホテルやオフィスの椅子、商空間を手がけてきた会社。同社の直営家具工場である三越製作所は100年を超える歴史があり、細かなオーダーにも対応。さり気ない上質を表現する。 オークラ東京 住所:東京都港区虎ノ門2-10-4
02 Aman Tokyo/今は亡きデザイナー、ケリー・ヒルの心を感じる/今は亡きデザイナー、ケリー・ヒルの心を感じる
小規模なラグジュアリーリゾートを世界に展開していたアマンが、初の都市型ホテルとして2014年にオープンさせたのが、アマン東京だ。内装や家具のデザインは、日本の他のアマンも担当する建築家のケリー・ヒル(1943-2018)が率いたケリー・ヒル・アーキテクツ。ヒルは素材感を重視し、木の風合いをしっかり表現したいと、製造を手がける三越伊勢丹プロパティ・デザインにリクエストを出したという。 またホテルが高層階に位置するため、ゲストが椅子に座りながら景色を眺めると想定し、座面の高さや背もたれに対するフィット感まで考えてデザイン。凛々(りり)しく隙のない空間にふさわしくなるよう、「アマンスイート」のダイニングチェアなども色はもちろん、木目の統一感にまで注意してつくられている。 Omotenashi Point 親日家だったという建築家ケリー・ヒル。ヒルの事務所スタッフは、家具のモックアップを検証するために工場まで出向き、全体のプロポーションやフィット感などを細かくチェックしたという。そのこだわりが形となっている。 アマン東京 住所:東京都千代田区大手町1-5-6 大手町タワー
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August 28, 2021 at 08:30AM
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