温度調節機器を製造するエイディーディー(沼津市宮本、下田一喜社長)は、マイナス120度を保つ主力のフリーザーと保冷剤の海外での販路開拓に乗り出す。3回目接種が年明けから始まる新型コロナウイルスワクチンの輸送にフリーザーと保冷剤が適しているとして、国内で昨年から需要が急増。ワクチンの輸送網の整備を進める東南アジアを視野に進める。
大手商社と連携して現地に関する情報収集を加速している。2023年夏に第3工場を本社工場に隣接する土地に新設し、生産能力を増強する。超低温輸送に特化した「ウルトラディープフリーザー」を増産する。22年5月期決算の売り上げは約20億円と前期(8億円)の倍増を見込む。5年後には30億円にまで拡大すると想定する。
4年前、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の依頼でマイナス120度の氷を開発したことから、超低温のフリーザーと保冷剤の製造に着手した。マイナス120度の氷は30時間が経過しても溶けないことを確認。超低温保冷剤と、家庭用と車載用電源でも使えるフリーザーを製品化した。
国内でも広く使用されているファイザー製のコロナワクチンはマイナス60度からマイナス90度での輸送が不可欠で、国内の大手輸送会社から引き合いが増している。ウルトラディープフリーザーと専用保冷剤、輸送用バッグのセット使用で脱ドライアイスを提案する。
コロナ禍で冷凍宅配が底堅いため今後も伸長するとみる。下田社長は「多様な用途を発信したい」と話す。
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November 23, 2021 at 03:00PM
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超低温フリーザー海外販路開拓へ 沼津の企業、ワクチン保存・輸送で需要増|あなたの静岡新聞 - @S[アットエス] by 静岡新聞
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