大都市へのアクセスが難しい大隅半島から、新幹線を使って大阪まで新鮮な魚を運び、百貨店で販売する取り組みが１２日から行われます。
大隅半島は黒潮の影響で魚介類が豊富で、養殖漁業も盛んですが、地域が広いため集荷に時間がかかるうえに、コロナ禍で航空便が減便になっていて、鮮度が良いまま大都市に出荷することが難しくなっているということです。
このため、自治体やそれに漁協などで作る協議会では、新幹線輸送を活用して、新鮮な魚を鹿児島中央駅から新大阪駅まで運び、大阪市内などの百貨店で販売することになりました。
運ぶのは、肝付町の天然のタチウオやヤガラ、それに鹿屋市や垂水市、南大隅町の養殖のブリやカンパチなどで、鹿児島中央駅までは宅配便のトラックで運びます。
大隅半島から大阪までは通常２日はかかりますが、新幹線輸送を活用することで１日で運ぶことができるということです。
県大隅地域振興局では「今回の取り組みを機に、コロナ禍での新たな輸送ルートと販路の拡大につなげていきたい」と話しています。
新幹線での輸送は、今週土曜日まで毎日行われます。
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January 12, 2022 at 08:56AM
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大隅半島から新幹線で新鮮な魚を大阪に輸送 販売へ｜NHK 鹿児島県のニュース - NHK NEWS WEB
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