トラック運転手などの時間外労働の制限により物流に影響がでる「2024年問題」。この問題に対応しようと、大手コンビニエンスストアが商品の輸送に鉄道の活用を始めました。
次々と流れてくるペットボトル。
津南町で製造されているファミリーマートのプライベートブランド「ファミマル」の天然水です。大型トラックに積み込まれ、全国の物流センターへと運ばれていきます。
しかし、この日、向かう先はこれまでとは別の場所。
背景にあるのが物流の「2024年問題」です。
トラック運転手などの時間外労働が制限され、人手不足により、物流への影響が懸念されています。
ファミリーマートでも運転手の労務管理や輸送コストの上昇などが課題となっていました。
トラックが到着したのは貨物鉄道の駅。ファミリーマートは今年度から青森県や秋田県、静岡県への一部区間で鉄道による輸送を始めたのです。
鉄道を活用することでトラック運転手の業務時間が最大で50%、輸送コストは10%。さらに、排出されるCO2は約30%削減できるということです。
〈ファミリーマート広報部 吉澤智さん〉
「商品を安定的に供給するために 物流の維持は非常に重要だととらえています。今回、貨物鉄道輸送の取り組みなどを通じて物流の2024年問題に対応してまいりたいと考えています」
ファミリーマートは今後、他の地域にも鉄道による輸送を広げていく予定です。
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June 12, 2024 at 05:18PM
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「2024年問題」に活路 大手コンビニエンスストアが商品輸送に鉄道を活用 今後地域を拡大へ 《新潟》|TeNY NEWS ... - 日テレNEWS
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