神奈川の緊急輸送路、被災時にどうなる 県内４００路線、急がれる対策強化 減災 - カナロコ by 神奈川新聞

　神奈川県内には、約４００路線の緊急輸送道路がある。物資の受け入れなどを担う横浜港や三崎漁港、小田原漁港などと連絡しており、県内各地に広がっているが、路線や地域によっては被災のリスクがある。

　人口や産業の集積する東京湾側の横浜港や川崎港周辺には、首都高速湾岸線や横羽線など緊急輸送の骨格となる「第１次緊急輸送道路」が走っている。ただ、周辺には埋め立て地が広がっており、液状化現象の恐れがある。

　実際、２０１１年の東日本大震災では、横浜、川崎両市の沿岸部で液状化が発生しており、首都直下地震などの際も被害に見舞われる可能性が高い。
　複数箇所が被災し、緊急輸送道路が通行できなくなった場…

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June 16, 2024 at 10:00AM
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