2020年01月25日07時24分
【ダボス時事】世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)は、24日に閉幕した。持続可能な資本主義をテーマに、各国首脳や専門家が技術革新や制度改革で、経済成長追求と気候変動阻止を両立するすべをアピールした。しかし環境活動家グレタ・トゥンベリさんが投げ掛けたのは、その前にまず、なぜ二酸化炭素(CO2)排出を自制しないのかとの問いだった。
環境保護がライフワークのチャールズ英皇太子は22日の演説で「炭素中立」の重要性を強調した。植樹をはじめCO2を吸収する事業への投資などで排出を相殺し「正味ゼロ」にするとの考え方で、欧州を中心に急速に広まりつつある。
だが、グレタさんはその前日「必要なのは真のゼロ」で、正味ゼロは「ごまかし」と断じた。実際、各事業が本当にCO2吸収につながっているかなど、炭素中立の考えには批判も出ている。皇太子は、CO2排出量が多いプライベートジェットでダボスに到着した。グレタさんの主張に沿えば、まずはこうした行為を控える必要がある。
会議では排出削減につながる新技術も多く取り上げられた。ただ、グレタさんは「現在大規模に利用できない技術や、科学者が今後もそうなるとは予想していない技術」に頼るべきではないと指摘。新技術を待つ間に手遅れになると訴えた。
とはいえ、こうした主張は極論すればあらゆる経済活動の停止につながりかねない。好対照だったのはトランプ米大統領で、「破滅の予言者」は拒否し、成長と技術革新で社会の改善を目指すべきだと強調。ムニューシン米財務長官も、グレタさんは「大学で経済を学ぶべきだ」と苦言を呈した。
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January 25, 2020 at 05:24AM
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グレタさん「CO2排出自制が先」 成長との両立策よりも―ダボス会議 - 時事通信ニュース
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