人がまばらな大分市中心部の商店街=7日午後
新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急事態宣言が出た7日、県民からは「命を守るためには必要だ」「一人一人が感染防止へできることをしなければ」との声が相次いだ。大分は含まれていないが、隣県の福岡が対象地域に含まれたこともあり、暮らしや経済への影響は少なくない。「この先、生活を維持していけるのか」との不安も漏れた。
大分市緑が丘の会社員篠原有紀さん(41)は「これまで重く受け止めていなかった。宣言が出ると知り、危機感を持った」と話す。
県立芸術文化短期大(大分市)に入学した女性(18)は、この日の学内オリエンテーションに参加した後、いったん北九州市の実家に戻ることを決めた。授業開始は23日まで延期になった。「福岡に帰るのも怖いが、大分にいるのも心細い。なるべく外出せず過ごすしかない。みんなが意識を高めることが大切と思う」
福岡県からの来客が多い店舗や観光業界などからは「既に外出自粛などで客足が落ち込む中、さらに影響が広がるのではないか」との不安が尽きない。
別府市北浜の旅館で働く小手川政子さん(50)=同市野口中町=は「3月に入って徐々に仕事の休みが増え、4月からは出勤していない状態。宣言を受けてゴールデンウイークの予約もキャンセルになりそう。国の補償があるというが、1回限りなのか、継続するのか。先が見通せない」と訴えた。
県内でも今年に入り、紙製品が品薄になるというデマの影響でトイレットペーパーやティッシュペーパーが一時、店頭から消えた。
同市北浜のアルバイト渡辺美保子さん(40)は「宣言を受けてまた買い占めが起きるのではないか。政府は適切な情報や知識をしっかりと発信してほしい」と注文を付けた。
※この記事は、4月8日 大分合同新聞 23ページに掲載されています。
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April 08, 2020 at 10:56AM
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緊急事態宣言、大分県民「命を守るため必要」 「先が見通せぬ」不安も - 大分合同新聞
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