Saturday, July 11, 2020

豪雨土石流、190m先の住宅地に15秒で到達…京大推計「走っても逃げられない」 - 読売新聞

 熊本県を襲った豪雨に伴い、同県芦北町の田川地区で4日発生した土石流は、山の崩落場所から約190メートル先の住宅地にわずか15秒で到達したとする推計を、京都大の竹林洋史准教授(河川工学)がまとめた。大量の土砂が高速で押し寄せたことが、犠牲者を出す深刻な被害につながったとみられる。

 同地区では4日朝、大規模な土石流が民家を押しつぶし、住民3人が死亡した。

 竹林准教授は、国土地理院の地形データや被災後の航空写真などを基に、コンピューターで土石流の流れ方を解析。傾斜約25度の谷間を平均時速約46キロで滑り落ち、高さ2~3メートルの山津波となって住宅地を襲ったと推定した。

 同町では、4日午前6時までの3時間雨量が観測史上1位の190・5ミリを記録。大量の水分を含み、地盤が緩んでいたとみられる。

 竹林准教授は「土石流は、走っても逃げられない速さで押し寄せ、2階に逃げても自宅が倒壊する恐れがある。自宅が谷間の下にあるなら、早めの避難を心がけてほしい」と話す。

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July 11, 2020 at 06:59PM
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