
二月に発生した本県沖を震源とする最大震度6強の地震で被災し、休業中の福島市土湯温泉町のホテル向瀧が環境に優しいホテルに生まれ変わる。蓄電池や太陽光発電設備などを導入して消費電力の自給自足を目指し、災害発生時には避難所などにも活用できる機能を備える予定。現在地に建物を新築し、来年オープンする。新型コロナウイルスの影響で観光業界に逆風が吹く中、防災拠点としての役割も持ち、再生を目指す。 二月の地震で柱や壁には亀裂が入るなど、甚大な被害を受けた。当時、新型コロナ感染拡大による県独自の緊急対策期間中で休館していたが、大規模半壊と認定され、休業を余儀なくされた。常連客から「やめないで」と多くの励ましの声が寄せられた。経営陣は新たな形態のホテル整備を決意した。 新たな建物には蓄電池を配置する上、屋上には太陽光発電設備を設置する予定。生み出した電力を館内で使用する。災害発生時には地区住民が避難する場所として活用する計画もある。停電時にも独自の電力で避難者が安心して過ごせるようにする。建物で消費するエネルギーを自前で生産するのを目指す環境省の建物認証制度「ZEB(ゼブ)」の取得を目指している。取得できれば国などの補助金を活用して発電設備を導入する予定。
市によると、市土湯温泉町支所やまちおこしセンター「湯楽座」、土湯温泉観光交流センター「湯愛舞台(ゆめぶたい)」などは土砂災害警戒区域内に立地している。地区内の市指定避難所は公衆浴場「中之湯」だけで、定員は三十人。市危機管理室の担当者は「土湯温泉町はエリアが広く、指定避難所の確保が課題」としており、両者の間で具体的な検討が進められる。 新たな建物は和と洋を組み合わせた「和モダン」を基調とする。コロナ禍の新生活様式を踏まえ、個人や家族、少人数のグループをターゲットにする。客室は現在の七十五室から四十室程度に減らし、くつろげる間取りとする。総支配人の佐久間真一さん(71)は「来年は前身の旅館から数えて創業百一年目。新施設で新たなスタートを切りたい」と誓う。 ホテル向瀧の前身の向瀧旅館は一九二一(大正十)年創業で、百年の節目を迎えた。向瀧旅館は新型コロナの影響で二〇二〇(令和二)年三月末で休館し、同年八月に現在の経営陣のもと「ホテル向瀧」としてリニューアルオープンした。
■解体に向け住民説明会 現在の建物の解体工事は十日に始まる。ホテル向瀧は五日、解体に向けた住民説明会をホテルで開いた。約二十人が出席した。 説明会に参加した土湯温泉観光協会事務局長の池田和也さん(63)は「新たな形の旅館が誕生するのはうれしい。土湯温泉の観光振興につながるはず」と期待した。
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June 06, 2021 at 07:57AM
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