経営が厳しい赤字地方鉄道の存廃議論が本格化する中、鉄道を廃止した場合の代替交通手段候補として注目を浴びる「バス高速輸送システム」(BRT)。専用道路などを走るバスの一種で、鉄道と比べて維持費が抑えられる上、運行本数やルート設定を柔軟に変更できる。既に東日本大震災で被災した一部路線にも導入されており、地元からの評価はおおむね上々だ。赤字路線の沿線では鉄道維持を求める声が根強い現状で、議論を推し進める切り札となり得るのか-。
「鉄道と比べると運行本数も増え、便利といえば便利だ」。東日本大震災で路線の大半が失われた宮城県のJR気仙沼線。被災した区間(気仙沼-柳津、55・3キロ)について、JR東日本が提案したBRTによる復旧を受け入れた気仙沼市の関係者は、〝微妙〟な表現で利便性が向上したことを認める。
BRT導入後は住民の利便に合わせ、病院や観光地の入り口など新駅を7駅整備。1日当たりの運行本数は鉄道のときに22本だったのが、BRTでは65本と約3倍に増えた。一方、路線の約9割を専用道路化したことで、柳津-気仙沼間の所要時間は鉄道と比べて約15分の延びにとどまった。
それでも市関係者が、はっきりと便利になった旨を言えない背景には、同市が沿線自治体で最後まで導入に反対し、現在も将来的な鉄道の復旧をあきらめていないという事情がある。
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September 08, 2022 at 08:00AM
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【経済#word】#バス高速輸送システム(BRT)気仙沼線などで導入 専用レーンで遅延回避 - 産経ニュース
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