物流2024年問題
長時間労働で物流を支えてきたトラックドライバーの働き方を見直すため、時間外労働(残業時間)の上限規制が4月から始まり、物流業界は「2024年問題」に直面している。運転手不足から運送費の値上げが派生。群馬県内では農産物の出荷先が限られ、製造業は納期遅れといった懸念が広がる。日常生活でも欲しい商品がすぐ手に入る「当たり前」は変わろうとしている。大きな変革期を迎えた物流―。これからも必要な物を届けるために関係者が苦心している。
- 最初の記事:《届くを支える 物流2024年問題①》長時間労働は見直されるが物流が停滞する?運転手は給与の不安も
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出荷量が53年連続全国1位となっている群馬県の夏秋キャベツ。販路は全国に広がり、農林水産省によると、2022年7~10月の本県産キャベツのうち4割ほどが東北、近畿、中国、四国、九州に運ばれている。
「例年通り運ぶなんてとてもできない」。一大産地の嬬恋村で青果物輸送を手がける群馬グリーン配送(同村田代)の佐藤今朝司社長(71)は打ち明ける。毎年キャベツの出荷時期は東北から九州までトラックで輸送してきたが、従来の体制や輸送方法では新しい労働時間の規制を超えてしまうという。
6月中旬ごろの出荷開始に向け、JAなどの荷主には、荷降ろしなどのため待機する「荷待ち時間」の短縮の協力を要請。今後は人手確保のための人件費の上昇などが必要とし、「1割以上は運賃を上げてもらえないと成り立たない」とため息をついた。
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「コスト的に厳しいことは間違いない」
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April 24, 2024 at 09:50AM
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《「届く」が変わる 物流2024年問題》(上)農業 「例年通り運べない」 運転手不足がキャベツ輸送に直撃 - 株式会社 上毛新聞社
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