トラック運転手の残業規制が１日、始まった。「働かせ放題」に頼っていた物流現場で「２０２４年問題」と呼ばれる混乱や停滞を招かないよう、業界大手では効率化が進む。不足する運転手の待遇改善は政府も力を入れるが、中小事業者は経営体力が限られ、荷主対応が合理化の鍵を握る。地方発の輸送には深刻な影響も懸念される。 佐川急便が約１千億円を投じて東京都江東区に整備した最新鋭の物流施設「Ｘフロンティア」では１日、全国各地の拠点を行き来する大型トラックが次々と出入りしていた。中でも目を引くのは、約１０年前から増やしてきた「スワップボディー車両」と呼ぶ、荷台とコンテナを切り離せる特殊なトラックだ。 施設側の職員が荷物をコンテナに積み込み、運転手はコンテナを車両に固定するだ...
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April 02, 2024 at 02:00AM
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表層深層 中小事業者、荷主対応鍵に 地方発輸送 深刻な影響も 物流２４年問題 - 山陰中央新報社
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