三重県は３日、新型肺炎の患者らが公共交通機関を使用したり、不特定多数が集まる場所に行っていたりした場合、本人や施設側の了解を得た上で立ち寄り先などの情報を公表する方針を明らかにした。県民の不安を解消するための措置としている。
県内では外国籍の５０代男性１人が感染、発症していたことが先月３０日に判明したが、厚生労働省の基準に合わせ、県はこれまで「感染拡大防止のために必要な情報のみ公表する」などとして、公共交通機関の使用歴や立ち寄り先を明らかにしていなかった。
鈴木英敬知事は今月１日、自身のフェイスブックで、県独自の判断で「県民の不安解消、感染防止のために必要な情報」などは随時公表すると投稿した。
県によると、電話相談窓口には先月３１日〜今月２日、計８１２件の問い合わせがあった。大半が感染、発症した男性の行動歴や居住市町を尋ねるものだという。
（共同）
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February 03, 2020 at 09:16AM
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患者の立ち寄り先公表へ 新型肺炎で三重県 - 中日新聞
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