デカルト・データマインは7月16日、米国税関B/L統計を基にまとめたアジア発米国向け(往航)6月分及び上半期の海上コンテナ輸送量実績データを発表した。
<アジア10か国・地域発米国向けコンテナ輸送 月次トレンド比較6月>
6月のアジア主要10か国・地域発米国向け(往航・母船積み地ベース)は10か月間連続で前年同月を上回り16%増の170万TEUとなった。
1-6月累計 (上半期)は16%増の940万TEUとなり、前年同期がコロナ禍の後22%減だったことを受けた動きとなっている。
<国・地域ごとのコンテナ輸送量>
コロナ禍前の2019年同期に対しては、日本、台湾、香港以外の全ての主要国、地域が二桁増で21%増となっている。
<主要品目の動き>
上半期の品目別の動きも10品目中9品目が二桁増を示し、特に自動車関連、玩具・運動具、タイヤ、アパレルが好調となった。
米国輸入世界合計も7割を占めるアジア発が牽引する形で、6月分は前年同月比13%増の233万TEU、上半期では13%増の1338万TEUと堅調な動きとなった(表1)。
なお、米国発アジア主要10カ国・地域向け(復航・最終仕向地ベース )2024年5月分は米国税関AES申告データの一部が2023年11月分以降更新されていないため、ニュースリリースの配信を延期している。
■レポートの分析担当・問い合わせ先
デカルト・データマイン
Datamyne Japan
南石正和
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