上皇ご夫妻は31日、仮住まい先となる仙洞仮御所（東京・港）へ入居された。今後、天皇ご一家が皇居に移り、赤坂御所（同）がご夫妻の住む仙洞御所へと改修されるまでの間、最長で1年半をここで過ごされる。
仙洞仮御所に入る上皇ご夫妻（31日午後、東京都港区）
ご夫妻はこの日、滞在先の御料牧場（栃木県高根沢町・芳賀町）から帰京し、東京駅から直接、車で向かわれた。新型コロナウイルス対策のためマスク姿で、仙洞仮御所周辺の沿道に集まった大勢の人々に手を振って応えられた。
仙洞仮御所は鉄筋コンクリート造りの平屋建て（一部地下）で、延べ床面積は約1600平方メートル。昭和天皇の弟、高松宮の住居として1973年に完成した。ご夫妻の入居にあたり、宮内庁は内部を改装したほか、側近らが勤務する仮設の事務棟を建設した。
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March 31, 2020 at 05:23PM
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上皇ご夫妻、仮住まい先に入居 - 日本経済新聞
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