久慈市は大きな災害が起きたときに民間の運送会社に物資を避難所に輸送してもらうなどの協力をしてもらうことになり、21日、協定書を交わしました。
久慈市と協定を結んだのは東北福山通運です。
21日午後、協定の締結式が行われ、久慈市の遠藤譲一市長と東北福山通運の小林哲平代表取締役が協定書を交わしました。
協定には、地震や台風などの大きな災害が起きた際に市の防災備蓄品や救援物資を避難所に配送することや、運送会社が管理する施設を市が物資の輸送拠点として利用することなどが盛り込まれています。
久慈市の遠藤市長は「災害時の対応で市役所の職員の人数だけでは限られてきます。地元の企業にもご協力をいただけると非常によい体制が作られると思います」と話していました。
また、東北福山通運の小林代表取締役は「全国でこのような協定を結び、地元への恩返しをしていきたいと」と話していました。
久慈市は巨大地震による最大クラスの津波が発生した場合の被害想定で、県内の自治体で犠牲者が最も多い4400人に上るとされていることなどから、今後もほかの民間企業と協力関係を作って災害に備えていくことにしています。
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October 21, 2022 at 04:03PM
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久慈市 災害に備え運送会社と協定 物資輸送などで協力|NHK 岩手県のニュース - nhk.or.jp
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