IHIは、AI(人工知能)を使って輸送船の入港日時を分析し、通関手続きや陸送移行を円滑化するシステムを開発した。位置情報を使った通関手続きの効率化は世界初だ。コロナ禍で港湾に生じたような積み荷を巡る混乱を解消する仕組みとして期待される。
システムでは、船の運航会社や荷受企業が、コンテナ船など輸送船の位置情報を常時把握できる。AIを使うことで位置だけでなく、船の種類や進路、スピードも分析し、正確な到着日時を予測できるという。入港が近づいた段階で、事前にコンピューター上で積み荷内容を申請すれば、入港時の人手による通関作業を省略できる。陸揚げ作業の準備も早めに整えられる。
実証実験を2022年11月から行っており、システムの導入を決めたフィリピンとインドネシアで1月から本格運用が始まる。IHIは、海上輸送の課題となっている通関手続きなどの新たな解決策として、各国に導入を働きかけたい考えだ。
これまで海上輸送は、船舶の航行状況が天候などに左右され、入港日時の正確な把握が難しかった。輸送の集中時には、多くの船に対応するため、陸上では通関作業や陸送用のトラック配備などを巡って、混乱や渋滞が生じていた。
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January 01, 2023
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輸送船の入港を予測し通関手続き円滑化、IHIが新システム開発 ... - 読売新聞オンライン
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